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#5

災害にも使える家電

災害にも使える家電

災害にも使える家電

皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

今年2021年は、東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)からちょうど10年という年でもありますね。

当時は、この世のものとは思えないような街の状況をテレビなどで、見聞きし衝撃を受けたことを覚えています。

そして今年の3月11日、報道を見ては「もう10年か・・・」と思いつつ、被災した街の復興の映像を見ては月日の移ろいの早さを感じ、被災した方々の生活や思いを考える1日でした。

そしてそのような考えに耽った日から早4ヶ月、今月は熊本県を中心とした令和2年7月豪雨から一年のタイミングに「水害が多くなっているな」と考えていると、今月初めには熱海地域でも痛ましい災害があり被災して苦労されている皆様に対し、私たちに何かできることはないのだろうか?災害を防ぐ製品は作れないだろうか?と、また考え込んでしまいます。

 

そこで今私ができることとしてこれから始まる本格的な夏にもしも被災した場合、家電をうまく活用することで二次災害や不便を解消する知識をお伝えすれば、皆様のお役に立つ事ができるのではないかと思い、今回は夏の被災時に役立つ家電製品を紹介することにいたしました。

1:ハンディファン

夏の災害時は、避難場所も電気の供給がなく空調が効かないこともあり得ます。そのような中少しでも涼をとり熱中症を防ぐことも必要になりますよね。

また去年から続く新型コロナウィルスの影響で、都心のオフィスに出社する事が減った方も多いと思いますが、自宅ではなくオフィスで被災した場合、自宅までの交通網が動かず徒歩で帰宅を考える方も多いでしょう。実際、東日本大震災の際は東京の交通網は麻痺して、電車が動かないので徒歩で帰ったという友人の話を聞いた事があります。

これが夏に被災した場合、近年は夜でもかなり暑く数十分歩けば汗だくになってしまう事もありますので、体を冷やすハンディファンが意外と役に立ちます。

さらに、最近ではモバイルバッテリー機能が付加された物もありますので、そういったタイプであれば被災後ライフラインが回復するまでのスマホ電源としても役立つでしょう。

アピックスではモバイルバッテリー機能とさらにLEDライト機能がついた、モバイルバッテリーファン(ABF-410)があり、被災した場合に、自宅までの経路を地図アプリで確認しつつ充電。

そして、暗い場所で足元を照らすライトとして活用もできるので、夏を快適に過ごすためのアイテムとして、さらに転ばぬ先の杖として1台所持しておくのもオススメです。

2:ポータブル電源

先ほどハンディファンで述べたことと重なる部分ではありますが、ライフラインの回復は早いと言いつつも、1~2日時間を要することは考えられます。東日本大震災の際は、8日以上も電力復旧に要した地域もありました。

今や日本人には欠かせなくなっている電気「無くても大丈夫でしょ!」と考える人もいますが、まだ記憶に新しい、令和元年房総半島台風では、停電が完全に復旧するまで16日間を要する事になり、まだ猛暑日が残る9月にエアコンましてや、扇風機も使えない家庭が発生していました。

先ほどのハンディファンでは、仕事場~オフィスの緊急対応をお反ししましたが、このように自宅で被災した場合、近年は特に夏の熱中症など命に関わる熱対策も必要になるので、最悪扇風機などが動かせる、ポータブル電源があると自宅でも避難場所でも役に立つと思います。

 

災害とは異なりますが、近年のキャンプブームも進化してあえて家電やデジタルガジェットを用いてキャンプをする、デジキャンも流行っているので、そういったものに応用して災害にも備える事ができ楽しく備える事ができてオススメです。

3:ソーラーバッテリー

本当はポケットラジオと言いたいところなのですが、あまり普段から使う方も少ないですし普段からラジオを聴く人は「radiko」で聴いてる人もいるので置いといて、まだまだ持っている人が少ないソーラーバッテリーをお勧めしたいと思います。

ソーラーというと、屋根の上に乗っている大きいものを想像する人が多いと思いますが、最近は安価で小さいタブレットくらいまでの充電を行える、ソーラーバッテリーが増えてきています。

折りたたみ式のものが多く、かなり小さくノートパソコンくらいの大きさなので、収納に困ることは少なく、避難の際に持ち出すのも簡単で便利ですよ!

さらに、ポータブル電源に繋いで充電できるタイプなら、多くの家電を動かすことは難しいですが、機器を絞って頑張って運用すれば電気の自給自足も出来るかも。。。

さて今回のお話はいかがでしたでしょうか?

「天災は忘れた頃にやってくる」とも言われますが、近年は気候変動のせいかはたまた別の要因かはわかりませんが、毎年のように水害や大きな地震といった災害に関するワードを耳にするような気もします。

どんな事があっても「備あれば憂いなし」と思って、日頃・レジャーでも使えるアイテムを用いて楽しく備えてみるのはいかがでしょうか?

それでは、皆様が楽しい毎日を過ごせる平穏な日々が続くことを願って、今回は失礼いたします。


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